*終活にまつわる寺院の各種取り組み
記事年月 | 2018年10月-12月 |
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号数 | 81 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-2.仏教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *終活にまつわる寺院の各種取り組み |
本文テキスト | 高齢社会と寺離れを背景に、各地の寺院で死にまつわる集いが開かれている。浄土宗・応典院(大阪市)の「終活カフェ」や真言宗智山派・福光園寺(山梨県笛吹市)の「死生観カフェ」、真言宗豊山派・円東寺(千葉県流山市)の「大人の寺子屋デスカフェ」など名称はさまざまで、行われる活動も多岐にわたる。円東寺のイベントでは、理想の死に方や死後の世界について話し合うグループワークや、全員が棺桶に入る「納棺体験」、二人一組で互いの弔辞を作るワークショップなど、僧侶を中心としながらも参加者が互いに意見を交わし合う催しが行われた(朝日・千葉10/12ほか)。 一般社団法人「お寺の未来」の調査によると、「自身は檀家だ」とする人は29パーセントに留まるという。同法人代表理事は、終活にまつわる取り組みやヨガ教室・婚活パーティーなどの交流イベントが活発になっている現況について、直葬の増加も含む寺離れを防ぎ市民との交流を図るために「『開かれた寺』を目指す工夫」と位置づけている(日経・大阪・夕10/20)。 |