*東日本大震災の遺体、取り違えが判明
記事年月 | 2018年10月-12月 |
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号数 | 81 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *東日本大震災の遺体、取り違えが判明 |
本文テキスト | 2018年春、東日本大震災の犠牲となった岩手県山田町の女性の遺体が県警によって別の遺族に引き渡されていたことがわかった。女性の遺体は外見や手術痕から、震災直後に同県釜石市に住んでいた母親を捜していた長男らに同市の遺体安置所で引き渡され、火葬された。2017年、長男が同じ名字が記入された服を着た身元不明遺体が母親の自宅近くで見つかっていたことを知り、県警に連絡。DNA型鑑定などを行った結果、母親と確認された。当初引き取ったのは山田町の同年代の女性ということも判明。県警は遺族らに謝罪し、今後遺骨を引き渡す。警察庁によれば2017年9月までに岩手、宮城、福島の3県で身元が特定された1万5756人中、88パーセントは身体的特徴や所持品を主な根拠にしていた(読売・東京10/3)。 |