*IS支配地から200超の集団墓地発見

*IS支配地から200超の集団墓地発見

記事年月 2018年10月-12月
号数 81
媒体 国外
大分類 【B-4. 中東・西アジア】
国名 イラク
トピック
記事タイトル *IS支配地から200超の集団墓地発見
本文テキスト  「イスラム国(IS)」が支配していた地域から202ヶ所の集団墓地が発見され、計6千~1万2千人の遺体が埋められていると推計する調査結果を国連が11月6日に発表した。墓地は主に北部ニナワ、キルクーク、サラハディン、西部アンバルの4県から発見された。遺体には女性や子ども、イラク警察や軍のほか、現地で伝統的な生活を送るキリスト教徒やヤジディ教徒など宗教的少数派も含まれるとみられる。これまでにも28ヶ所の墓地から1258人の遺体が確認された。ISは2014年にイラクの複数の都市を制圧して住民たちを強権的に支配し、拷問や殺人、女性への暴行などが横行した。国連はこれらの行為を戦争犯罪とみなし、墓地をISの脅威を立証する物証として適切な保存を主張している(Newsweek11/20ほか)。
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