*帝王切開が流行、縁起がいい日に出産
記事年月 | 2018年10月-12月 |
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号数 | 81 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | イラン |
トピック | |
記事タイトル | *帝王切開が流行、縁起がいい日に出産 |
本文テキスト | イランでは帝王切開手術を選択することで暦で縁起がいい日を狙って出産する事例が増加し、社会的な問題になっている。「幸運な数字」である7が3つ並ぶため、イラン暦で「非常に縁起のいい日」とされる1397年7月7日にあたる9月29日には、イラン全土の私立病院で帝王切開による出産が多数行われ、ある病院では通常の4倍にあたる40件の出産があった。政府は不必要な手術が孕むリスクに対して注意喚起を行い、公立病院では医師が不必要と判断したケースは原則禁じられているが、私立病院ではそうした制約が存在しない。イランメディアの調べでは、2016年の同国における出産全体の約4割が帝王切開によるものであったという(朝日・夕10/2)。なお、イラン暦はヒジュラ太陽暦とも呼ばれ、ヒジュラ(622年)を元年とする太陽暦で、春分を新年とする。 |