*根強く残るに宗教婚の慣習児童婚の背景
記事年月 | 2018年10月-12月 |
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号数 | 81 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | エジプト |
トピック | |
記事タイトル | *根強く残るに宗教婚の慣習児童婚の背景 |
本文テキスト | 家父長制が重視されるなど保守的な傾向が強いエジプト社会では18歳未満の子どもが結婚する「児童婚」が未だ根強く残っており、ユニセフの調査によると20~24歳のエジプト女性の17%が18歳未満で結婚している。打開策のため政府は6月、子どもに児童婚をさせた親に罰を与える法改正案を国会に提出した。中東全体を見ると法律上の結婚最低年齢を15~18歳以上とする規定を設ける国が多数だが、イスラム教において女性は9歳で結婚できるという解釈が存在する。役所に届出をせずイスラム教の手続きに基づいて結婚契約書を交わす「オルフィ婚」が行われることがあり、児童婚が受容される社会的風潮の基盤となっている。この場合法律上は夫婦と認められないため、離縁された女性が様々な不利益を被るケースが多い(東京10/11)。 |