*サウジ記者殺害疑惑、遺体なき葬儀
記事年月 | 2018年10月-12月 |
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号数 | 81 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | トルコ |
トピック | |
記事タイトル | *サウジ記者殺害疑惑、遺体なき葬儀 |
本文テキスト | 米国亡命中のサウジアラビアの反政府記者ジャマル・カショギ氏が、10月2日にイスタンブールにあるサウジアラビア総領事館を訪れた後行方不明となっている。トルコ当局は同氏が総領事館内で殺害されたとの見方を示しているがサウジ側は否定しており、疑惑が国際的な波紋を呼んでいる。国際派ジャーナリストとして活躍していた同氏はサウジの宗教保守派を非難し、イエメン内戦への軍事介入や言論弾圧などサウジ政府の方針に対しても批判的な立場を取っていた(毎日10/13ほか)。 11月16日、イスタンブール旧市街にあるモスクで遺体未発見のままカショギ氏の葬儀が行われた。サウジ西部のイスラム教2大聖地メッカとメディナに加え、インドネシアのモスクでも同日葬儀が営まれた。同月4日に行われた米CNNの取材に応じたカショギ氏の2人の息子は「父の遺体を返して欲しい」と答え、メディナにある墓地に遺体を埋葬したい旨をサウジ当局に伝えたと語った(東京11/17ほか)。 |