*米福音派牧師の軟禁解除決定の判決
記事年月 | 2018年10月-12月 |
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号数 | 81 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | トルコ |
トピック | |
記事タイトル | *米福音派牧師の軟禁解除決定の判決 |
本文テキスト | 10月12日に西部イズミルの裁判所は、トルコ在住の米国人牧師アンドルー・ブランソン氏の自宅軟禁解除を許可する判決を出した。同牧師は、クーデター未遂事件の主導者とされる在米イスラム教指導者ギュレン師の団体を支援したとして、2016年10月に拘束されていた。牧師はトランプ米政権の主要支持基盤であるキリスト教福音派に所属し、トルコでの布教活動を1960年代から行っていた。米国は牧師の釈放を求めて、トルコ閣僚の資産凍結や輸入関税引き上げといった経済制裁を科すなどトルコへの圧力を強めていた。今回の軟禁解除決定の背景には、低迷するトルコ経済への打開策として対米関係の改善を主張する狙いがあると指摘されている(日経10/13ほか)。 [→ラーク便り80号63頁参照] |