*シーア派系野党不在の選挙、民衆の不満高まる
記事年月 | 2018年10月-12月 |
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号数 | 81 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | バーレーン |
トピック | |
記事タイトル | *シーア派系野党不在の選挙、民衆の不満高まる |
本文テキスト | 政治的自由に大きな制限が課されているバーレーンで11月24日に議会選挙が行われ、投票率は前回2014年から14ポイント上回り67%であった。翌25日には、40議席中31議席が12月1日に実施される決選投票に進むと発表された。隣国サウジアラビアなどは選挙の成功を称えたが、今回の選挙でイスラム教シーア派系の野党は政治活動を禁止され候補者の擁立を認められなかった。同国の王室はスンニ派のハリファ家の世襲であるが、国民の多数はシーア派の信者。公務員職などに就きやすいスンニ派と比べ所得が不安定なシーア派の間では、自分たちの意見が政治に反映されない状況に対してさらに不満が高まっている(日経11/26)。 |