*植物状態の患者との対話『生存する意識』
記事年月 | 2018年10月-12月 |
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号数 | 81 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | イギリス |
トピック | |
記事タイトル | *植物状態の患者との対話『生存する意識』 |
本文テキスト | 『生存する意識』(みすず書房、9月18日刊行)は、神経科学者のエイドリアン・オーウェン氏が植物状態の患者十数人と「対話」を試み、約2割の患者に意識が存在することを明らかにしたドキュメンタリー作品。話しかけたり、写真や映画を見せたりした際、これらの患者の脳の血流や代謝には特定の変化があることを実証した。筆者は彼らに「生きていたいか」とも問うているが、生きていたいという意志表示と解釈できる反応を示す人が多数であったという。植物状態の患者の生きる権利と呼吸器を外す権利についての問題提起になっている(日経11/24ほか)。 |