＊ノーベル平和賞にISの性暴力被害者ら
| 記事年月 | 2018年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 81 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
| 国名 | ノルウェー |
| トピック | |
| 記事タイトル | ＊ノーベル平和賞にISの性暴力被害者ら |
| 本文テキスト | ノーベル委員会は10月5日、ノーベル平和賞をコンゴ民主共和国の婦人科医デニ・ムクウェゲさん（63）と、過激派組織「イスラム国（IS）」による性暴力被害者で、イラクの少数派ヤジディ教徒のナディア・ムラド・バセ・タハさん（25）に授与すると発表した。ムクウェゲ医師は性暴力の被害にあった女性5万人以上の治療に当たり、精神的なケアに尽力してきた。女性の純潔が重視される中東などでは、被害者でありながら「身内の恥」として親族に殺害される女性もいるため、「泣き寝入り」が後を絶たない。ムラドさんは国連親善大使として人身売買の被害者の尊厳を訴え、同じ立場にある女性を励ました勇気を称賛されている（朝日10/6ほか）。ムラドさんは授賞式後の12月14日、故郷シンジャルを訪れ、被害者を治療する病院の建設に賞金を使うと話した（読売12/17ほか）。 |