*自死遺族の権利保護シンポジウム
記事年月 | 2018年10月-12月 |
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号数 | 81 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 11月 |
国名 | 日本 |
トピック | 仏教タイムス |
記事タイトル | *自死遺族の権利保護シンポジウム |
本文テキスト | 一般社団法人全国自死遺族連絡会は10月22日、衆議院議員会館で「自死遺族等の権利保護」シンポジウムを開催した。2018年3月に同会が発刊した『自死遺族が直面する法律問題―自死遺族支援のための手引―』に基づき、弁護士・司法書士・法学者が解説した。大熊政一弁護士は、自死者が出た際に、「心理的瑕疵」を根拠に、借主(自死者)の善管注意義務違反として家主・不動産会社側から連帯保証人(遺族)への損害賠償請求につながることがあるという。これは、「自死あるいは死や穢れに対する偏見や迷信に由来するもので、自死を差別的に取り扱う要因になる」と指摘し、また追い込まれた自死者に善管注意義務を問えるのかについて疑問を呈した(8・15日合併号)。 |