*大谷派、解散寺院の残余財産を引き受け
記事年月 | 2018年10月-12月 |
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号数 | 81 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 12月 |
国名 | 日本 |
トピック | 中外日報 |
記事タイトル | *大谷派、解散寺院の残余財産を引き受け |
本文テキスト | 真宗大谷派は12月7日の参与会・常務会で、2017年解散した同派了徳寺(京都市上京区)の境内地などの残余財産を宗派が引き受けることを決めた。同寺は、1977年に先代住職が亡くなり妻と長女が残されたが、当時の宗派法規が女性住職を認めなかったため後継者を選定できず、不活動法人化していた。その間、不動産業者から時価数十億円とされる境内地の売却問い合わせが相次ぎ、トラブル・事件にもなっていた。 その後、1997年には法規改正により住職が男性に限定されなくなったために長女が住職就任を目指した。しかし、2006~2007年に長女・妻が相次いで死去したため、2008年以降、解散に向けて協議を進めてきた。2人はもともと解散の意思を示し、境内地処分について「公的に使ってほしい」と希望していた。宗派は「(同寺の)特殊な状況を勘案した」としている(14日付。19日付に関連記事。なお、14日付の同じく1面で天台真盛宗の4ヶ寺で解散手続きが進むとの記事)。 |