*飛鳥時代の斎王の宮殿跡地を発見

*飛鳥時代の斎王の宮殿跡地を発見

記事年月 2019年1月-3月
号数 82
媒体 国内
大分類 【A-1.神道】
国名 日本
トピック
記事タイトル *飛鳥時代の斎王の宮殿跡地を発見
本文テキスト  1月5日、古代から中世にかけて天皇に代わり伊勢神宮に仕えた女性皇族の「斎王」の宮殿があったとされる国史跡・斎宮(さいくう)跡(三重県明和町)で、斎宮の中心施設の方形区画と建物跡が2018年度の発掘調査で見つかったと報じられた。同調査では、宮殿の内外を区画するために建てられた約10m×約8mの塀跡が見つかった。過去に発掘された塀跡と合わせると東西方向に約40m、南北方向に約60m以上の方形区画を形成していたことがわかった。また、区画内では脇殿とみられる掘立柱建物跡4棟、区画外では倉庫跡15棟も確認された。専門家によると今回発掘された建物跡などは、いずれも飛鳥時代のもので天武天皇が斎王を伊勢神宮に派遣したとされる『日本書紀』の記述を裏付ける重要な発見であるという(読売・東京1/5、朝日・東京3/7ほか)。
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