*清浄華院(しょうじょうけいん)の宗派離脱問題
記事年月 | 2019年1月-3月 |
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号数 | 82 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-2.仏教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *清浄華院(しょうじょうけいん)の宗派離脱問題 |
本文テキスト | 法主の再任が認められず、浄土宗からの離脱を表明した同宗大本山の清浄華院は2月26日の「浄山協議員会・出張所長会合同会議」(合同会議)で、宗派側に離脱意向を撤回すると表明した。同院の法主をめぐっては、2018年の年末に開かれた「浄土門主・法主推戴委員会」(推戴委)において真野龍海氏の再任が宗派側から認められず空位の状態だった。そこで同院は1月25日の合同会議で規則変更を決定し、浄土宗との関係を解消する意向を表明していた。1月29日に再度行われた推戴委では、同院側が同氏の再任を再度要求したが同派側はこれを拒否。最終的に2月26日の合同会議で、同氏の再任が再考されることが決定し、同院の離脱意向も撤回された(京都・京都1/30、2/27)。 3月4〜9日に開催された宗議会でも今回の離脱問題は話題となった。8日の宗議会終了後、宗務総長の豊岡鐐尓(りょうじ)氏は記者会見を開き、同院執行部を宗派内の懲戒処分を決める「監正委員会」に申告する意向を表明し、推戴委で法主選定の結論が出るまでに1年掛かることもあると説明した(京都・京都3/9)。 |