*恵方巻き大量廃棄に歯止めを
| 記事年月 | 2019年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 82 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *恵方巻き大量廃棄に歯止めを |
| 本文テキスト | 農林水産省は1月11日、全国のスーパーやコンビニなどの協会7団体に対して、恵方巻きの需要に見合った量の生産・販売を行うよう文書で要請した。商材を特定した食料廃棄の削減を国が求めるのは、2018年9月のうなぎの蒲焼きに続き2例目。恵方巻きについては毎年の節分の後に大量に売れ残りが出て、その廃棄処分される量は金額にして年約10億2816万円にも上るとの推計もある。この大量廃棄問題は2017年にSNS上で廃棄された恵方巻きの写真が広まったことで耳目を集めている(産経・東京1/12ほか)。 大量廃棄問題の筆頭として国が異例の要請を行う一方で、恵方巻きブームは一段落したとの見方もなされる。博報堂生活総合研究所の調査によると、2010年に「1年以内に恵方巻きを食べた」人は46.7%。2016年の54.0%をピークとして、2018年には51.6%に減少している。同研究所は、恵方巻きの流行拡大は一段落したものとみて「ブームで終わるか、全国的に定着していくか、瀬戸際にある」と分析している(産経・東京1/31)。 [→『ラーク便り』74号小特集参照] |