*杉原千畝(ちうね)記念碑と記念樹の消失が判明
記事年月 | 2019年1月-3月 |
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号数 | 82 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | イスラエル |
トピック | |
記事タイトル | *杉原千畝(ちうね)記念碑と記念樹の消失が判明 |
本文テキスト | 2月12日、日本人外交官の杉原千畝(1900~86年)を顕彰してエルサレム近郊のベトシェメシュに植樹されていた約400本の松などの一部が消失し、記念碑の所在も分からなくなっていることが判明した。同氏は第二次世界大戦中に「命のビザ」で約6千人のユダヤ人をナチスの迫害から救った功績によって、1985年にイスラエル政府から「諸国民の中の正義の人」の称号を受けた。同年開催された記念式典の際に行われた植樹の一部が約15年前の宅地開発工事の影響を受けて伐採され、記念碑も撤去されたとみられる。植林の管理を担当する準政府機関「ユダヤ民族基金」は杉原氏の親族に謝罪した。地元メディアは「ユダヤ人の恥」と批判し、生存者の親族らからも非難する声が上がっている(東京・夕2/19ほか)。 |