*宗教団体の研修会きっかけにはしか拡大
記事年月 | 2019年1月-3月 |
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号数 | 82 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-5.新宗教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *宗教団体の研修会きっかけにはしか拡大 |
本文テキスト | 三重県津市の宗教団体「ミロクコミュニティ救世神教」(正式には宗教法人救世神教)は1月22日、同団体主催の研修会をきっかけにはしかの感染が拡大した件について、ホームページに謝罪文を掲載した。 同団体が2018年12月23日から30日にかけて開いた研修会には、県内外から男女49人が参加した。2019年1月7日に研修会参加者のはしかの発症が確認され、同月16日までに参加者29人が発症した。その後、参加者の家族や医療機関・学校などで接触した人々にも感染が拡大し、同月31日には感染者は59人に上った。 同団体は「医薬に依存しない健康」などをもとにした信仰を重んじているといい、ワクチンを接種していない信徒がいたことが感染拡大につながったとみられている(東京・東京・夕1/23、伊勢・津1/31ほか)。 県は今回の件について「信仰の自由は大切だが、接種してもらえるよう指導する」と述べており、同団体も「今後は保健所の指導に従う」としている(中日・三重1/24)。 |