*性的虐待を隠蔽した枢機卿に有罪判決
記事年月 | 2019年1月-3月 |
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号数 | 82 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | フランス |
トピック | |
記事タイトル | *性的虐待を隠蔽した枢機卿に有罪判決 |
本文テキスト | リヨンの裁判所は3月7日、1980~90年代にリヨン教区の神父が複数の少年に性的虐待を繰り返していたことを知りながら、同教区のバルバラン枢機卿がこれを通報しなかったことを隠蔽と認定し、執行猶予付き禁錮6月の判決を言い渡した。同枢機卿がリヨン教区の大司教に就任したのは2002年で、2010年頃に虐待の事実を知り、2015年に同神父に聖職停止の処分を科した。枢機卿は有罪判決を不服とし、控訴する構えを見せているが、同時に教皇フランシスコに退任願を提出した。教皇は推定無罪の原則から、退任願を受理しなかった(カトリック3/31ほか)。 |