*宗教的戒律に則った屠畜を禁止
記事年月 | 2019年1月-3月 |
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号数 | 82 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | ベルギー |
トピック | |
記事タイトル | *宗教的戒律に則った屠畜を禁止 |
本文テキスト | 1月1日、イスラム教やユダヤ教の戒律に則った屠畜を禁じる法律が、フランデレン地域(オランダ語圏)において施行された。ワロン地域(フランス語圏)においても、2019年中に施行される見込み。多くの欧州の国が宗教的戒律に則った屠畜は、動物愛護法の例外として認可しているが、デンマーク、アイスランド、スウェーデンなどではいかなる例外も認めておらず、ベルギーも同様の対応を取ることになる。動物の福祉を重視する人々とともに、右派の民族主義者らも宗教的屠畜の禁止を訴えていることから、ユダヤ教のラビは、この法律が動物愛護の精神に則ったものとは限らないことへの危機感をのぞかせた。ベルギーは人口1100万人で、イスラム教徒は約50万人、ユダヤ教徒は3万人強(International New York Times1/8)。 |