*日弁連、死刑制度を考えるシンポジウムを開催

*日弁連、死刑制度を考えるシンポジウムを開催

記事年月 2019年1月-3月
号数 82
媒体 専門紙
大分類 3月
国名 日本
トピック 新宗教新聞
記事タイトル *日弁連、死刑制度を考えるシンポジウムを開催
本文テキスト  日本弁護士連合会は3月2日、京都市内でシンポジウム「死刑、いま命にどう向き合うか―京都コングレス2020に向けて―」を開催した。2020年4月に京都で「国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)」が開催されることを見すえたもので、日弁連死刑廃止及び関連する刑罰制度改革実現本部の太田宏史事務局次長が、「京都コングレス2020―日弁連がめざすもの―」をテーマに基調報告を行った。これを受けてゲストスピーチが続き、公明党の遠山清彦・衆議院議員は、国会内でも死刑を問題視する議員がおり、超党派の議連として死刑廃止についての検討を行っていると説明した。また、カトリックの前田万葉・枢機卿は、2018年5月に教皇フランシスコにより『カトリック教会のカテキズム』の改訂がなされ、死刑は許容できないとされたことなどを説明し、今後も日弁連や諸宗教と力を合わせて死刑制度廃止を訴えていくと述べた。
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