*神様のお告げを受け総統選に出馬
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
国名 | 台湾 |
トピック | |
記事タイトル | *神様のお告げを受け総統選に出馬 |
本文テキスト | 4月17日、電子機器受託製造の世界最大手、鴻海精密工業の郭台銘会長(68)が、2020年1月に実施される台湾総統選への立候補を表明した。郭氏は17日の出馬表明の前に故郷の新北市にある道教の廟「慈恵宮」に参拝し、まつられている女神「媽祖(まそ)」の前で報道陣に「媽祖から民衆のために働き、若者に希望を与えよと告げられた」と出馬の理由を語った。この表明に対して、SNSには「民主主義から『王権神授』に逆戻り」「占い頼みの候補に投票しない」などと投稿が相次ぎ、地元メディアも識者の批判的意見を報道した。蔡英文総統も18日、「神に聞かず、民衆に顔を向けるべきだ」と批判した(朝日4/19ほか)。 |