*皇室ゆかりの寺院が文化財を特別公開
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-2.仏教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *皇室ゆかりの寺院が文化財を特別公開 |
本文テキスト | 京都市と八幡市の20ヶ所で、通常非公開の寺社の文化財が拝観できる春の「京都非公開文化財特別公開」が4月26日から始まった。 今回の展示会には、新天皇の即位を記念し、皇室ゆかりの寺院が多く参加した。仁明天皇の皇后で文徳天皇の母・藤原順子(のぶこ)の発願により建立された寺(848年)に起源を持つ高野山真言宗・安祥寺(京都市山科区)は、通常、非公開となっているが、今回初めて一般公開されることになった。同寺の本堂の観音堂には、重要文化財に指定されている高さ約2.5mの十一面観音菩薩立像が安置されている。また、本山修験宗総本山・聖護院(同)の塔頭・積善院も今回が初公開。本尊で重要文化財の不動明王や明治期の廃仏毀釈などで同院に合併された準提堂や才知院、定泉院の本尊を拝むことができる。皇族出身の女性が法灯を継いだとされる浄土宗・光照院(同)では、徳川秀忠の娘で後水尾天皇の中宮の東福門院が念持仏とした毘沙門天像が拝観できる。公開は一部を除き5月6日まで行われた(京都・京都4/25ほか)。 |