*僧侶がカルト脱会支援団体を設立
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-2.仏教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *僧侶がカルト脱会支援団体を設立 |
本文テキスト | 真宗大谷派・浄専寺(石川県かほく市)の住職・平野喜之氏がカルト宗教の信者の脱会支援を行う団体を発足させた。 同氏は、オウム真理教の元幹部・井上嘉浩元死刑囚と同じ高校の出身で、共通の恩師を介して2006年から井上元死刑囚と面会を行ってきた。2007年に「『生きて罪を償う』井上嘉浩さんを死刑から守る会」を設立したが、2018年、井上元死刑囚の刑執行により同会は解散。この度、「井上君の後悔の気持ちを世間に知らせることが、カルト教団被害の防止につながる」との思いで「井上嘉浩さんと共に、カルト被害のない社会を願う会」を新たに発足させた。 5月に創刊した機関誌では今後、井上元死刑囚が12年間にわたって同氏宛てに記した手紙計188通を随時紹介していく。同氏は「私たちは『オウムの時代』を生きてきた。(一連の事件発生時は)傍観者だったのではという反省も踏まえて、活動をしていきたい」と意気込む(毎日・石川6/4)。 |