*ヒンドゥー教徒による暴行事件が増加か
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
国名 | インド |
トピック | |
記事タイトル | *ヒンドゥー教徒による暴行事件が増加か |
本文テキスト | 6月18日、ジャールカンド州で「バイクを盗んだ」との嫌疑をかけられたイスラム教徒の男性がヒンドゥー教徒住民の集団暴行を受けて死亡する事件が発生した。事件後に拡散した動画において、命乞いをする男性が、ヒンドゥー教の神をたたえる言葉を唱えるよう強要される様子が映っていたことなどから、各地でイスラム教徒による抗議デモが起こり、波紋を広げている。インドでは2014年にヒンドゥー至上主義を掲げるモディ政権が発足して以降、多数派のヒンドゥー教徒が少数派のイスラム教徒を暴行する事件が増加傾向にあると言われ、米政府機関の米国際宗教自由委員会(USCIRF)によると、2017年中にインド国内で発生した宗教間対立を背景とする衝突は822件で、111人が死亡、2384人が負傷したという(毎日・夕6/28)。 |