*ダッカ・テロ事件関与の疑いで、日本国籍の容疑者を拘束
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
国名 | バングラデシュ |
トピック | |
記事タイトル | *ダッカ・テロ事件関与の疑いで、日本国籍の容疑者を拘束 |
本文テキスト | 5月20日、バングラデシュのメディアは、首都ダッカで2016年7月に発生したテロ事件に関わった疑いのある元立命館大学准教授、モハマド・サイフラ・オザキ容疑者がイラクで身柄を拘束されていると報じた。オザキ容疑者は2002年に立命館アジア太平洋大学に入学、数年後に日本人女性と結婚して日本国籍を取得後、立命館大学で教職に就いた。来日後にイスラム教に改宗し、2008年にバングラデシュに帰省した際にはあごひげを伸ばしていたという。2015年末頃、妻と子供とともにシリアに渡り、バングラデシュの若者をシリアのイスラム国(IS)へ送り込む役割を担っていたとされる。ダッカのテロ事件では犯行グループの勧誘の仲介を行ったとみられ、バングラデシュ警察に指名手配されていた。2019年3月、ISの拠点だったシリア東部の村で対テロ部隊に投降し、イラク北部の拘置所に移されたという(読売5/22ほか)。 [→ラーク便り72号小特集2参照] [→ラーク便り82号49頁参照] |