*横浜市、無許可納骨堂に行政指導
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *横浜市、無許可納骨堂に行政指導 |
本文テキスト | 横浜市は、同市にある納骨堂で約15年間にわたり無許可で納骨スペースを販売し、約500柱を納骨したとして、同市の仏教系宗教法人を行政指導した。同法人では2000年前後から無許可のまま位牌壇を納骨可能として販売し、骨壺を段ボールに入れて保管していた。2008年に現在の法人代表が運営を引き継いだ際に無許可状態が問題視され、2015年3月、利用者への説明なく無断で500柱を同法人が運営する別の納骨施設へと移した。2018年10月に同法人から市に連絡があったことで無許可状態が明らかとなり、市は墓地埋葬法に基づき同年11月に許可を取るよう行政指導、同法人は2019年4月19日に許可を得た。同法人は遺骨の移動について、別の納骨施設から納骨堂へ全て戻した後で利用者に伝えるとしている。 同市によると、無許可の納骨に関する行政指導は2013年以降のみで他に4件あったといい、専門家は「葬送はビジネスとなり、遺骨をただの物として扱ってしまう状況が発生しかねない」と指摘している(毎日・東京・夕5/9)。 |