*ブラジル大統領、異例の首相同行で嘆きの壁訪問
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | イスラエル |
トピック | |
記事タイトル | *ブラジル大統領、異例の首相同行で嘆きの壁訪問 |
本文テキスト | イスラエル訪問中のブラジルのボルソナロ大統領が4月1日、エルサレム旧市街にあるユダヤ教聖地「嘆きの壁」をネタニヤフ首相とともに訪問した。両者は左手を壁に触れて祈りを捧げ、ボルソナロ氏は慣習に従って願い事を書いた紙を岩の間に挟んだ。イスラエルによるエルサレム旧市街の併合は国際的に承認されていないため、現職の外国指導者が訪問する際にはイスラエル当局者は同行しないのが通例で、現職首相の同行のもと訪問を行ったのはボルソナロ氏が初。2017年5月のトランプ米大統領訪問の際もネタニヤフ氏は同行しなかった。今回の訪問の背景には、ボルソナロ氏側には大統領選で自身を支援した宗教保守派などにアピールする狙いが、ネタニヤフ氏側には9日の総選挙に向けた外交アピールの意図があるとみられる(毎日4/7ほか)。 [→ラーク便り75号49頁参照] |