*教皇がルルドに使節を派遣
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | バチカン(聖座(Holy See)) |
トピック | |
記事タイトル | *教皇がルルドに使節を派遣 |
本文テキスト | 教皇庁は6月6日、ルルドを訪問する巡礼者の司牧ケアに当たるため、教皇がリール教区のエルアール補佐司教を使節に任命したことを明らかにした。仏メディアの報道によれば、ルルドの運営にかかる年間予算は40億円を超えるが、教区が派遣する公式巡礼団はこの10年で34%減少しており、収支に問題が出ていた。そこで現地のタルブ=ルルド教区の司教が2016年に営業責任者を雇い財務の改善を行ったところ、宗教的ケアがおろそかになる傾向が現れ、教皇はこれを危惧したのではないかと指摘されている。また現地でルルドの泉に沐浴することで癒しを願う人々の対応はボランティアが行っているが、エルアール補佐司教の任命書には、これを「祈りとキリスト教的な証しの場」として、さらに発展させるようにとの記述があるという(カトリック6/16)。 |