*麁服(あらたえ)づくりの山、住人「真心込めて」
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-7.皇室】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *麁服(あらたえ)づくりの山、住人「真心込めて」 |
本文テキスト | 11月に行われる予定の大嘗祭に向けて、徳島県美馬市木屋平地区では、「麁服」と呼ばれる麻布づくりが進められている。麁服は古来「神さまが着る衣」とされ、大嘗祭で神々に供えるもののうち最重要の調度品とされてきた。 麁服づくりの全体を統括する三木家は、平安時代から朝廷に麁服を納めてきたとされる忌部氏の子孫で、大正、昭和、平成と続けて皇室に麁服を納めてきた。天皇陛下は皇太子時代の1991年12月、自ら希望して三木家に伝わる麁服の古文書をご覧になっている。麻づくりは大麻取締法で厳しく規制されているが、住民有志は同法に基づく栽培免許を取得。宮内庁からの正式な作成依頼はまだないというが、三木家当主は真心を込めてつくりたいと意気込む(読売・東京・夕5/30)。 |