*ノートルダム火災受け文化財に防火対策
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-8.その他の宗教関連事象】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *ノートルダム火災受け文化財に防火対策 |
本文テキスト | パリのノートルダム寺院で4月15日に発生した火災を受け、日本でも文化財の防火対策が行われた。東京消防庁は4月18日、国や都などから文化財指定を受けている建造物の関係者に向けて緊急の防火指導を開始。また文化庁は4月22日、国宝や重要文化財の指定を受けている建造物の防火対策について調査するよう都道府県などに通知した。その結果、世界文化遺産を構成する国宝・重要文化財への自動火災報知設備などの設置率が99%超であることが分かった(産経・東京4/19、赤旗4/28ほか)。 国指定重要文化財である建造物への火災報知器・消火器の設置は法で義務付けられているが、県や市町村指定の文化財への設置については所有者の判断に委ねられている。文化財関係者からは、仏像などを収蔵庫に集めて厳重管理してしまうと「信仰の対象ではなくなる」と悩む声もきかれた(愛媛・松山4/29)。 |