*神戸改革派神学校で天皇制について講演
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 5月 |
国名 | 日本 |
トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
記事タイトル | *神戸改革派神学校で天皇制について講演 |
本文テキスト | 神戸改革派神学校で4月30日、天皇の代替わりに抗議する特別公開講演会「キリスト者は天皇制をどうとらえるべきか」が開催された。講師を務めた袴田康裕・専任教授は、かつて大阪府職員として皇太子の行啓を担当していた経験を踏まえ、「血筋に基づく無条件の権威を認めること」「宮内庁の側が決して責任を負わない体制」「天皇制を支えている日本人の精神性にこそ、日本宣教が進まない根深い問題が潜んでいるのでは」と問題提起。特に宮内庁側の責任者(侍従)が熱心なクリスチャンであったことについて、「滅私奉公で神道儀礼に仕え続けたその姿は、ある意味で日本の教会が生み出した典型的な一人のキリスト者の姿のようにも思える」とコメントした。教授会の決定に基づき、同校では政府が定めた休日に通常授業を行った(ク19日付)。 |