*鎮魂のヒマワリ、神戸からパルの被災地へ
記事年月 | 2019年7月-9月 |
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号数 | 84 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
国名 | インドネシア |
トピック | |
記事タイトル | *鎮魂のヒマワリ、神戸からパルの被災地へ |
本文テキスト | 7月20日、阪神・淡路大震災復興の象徴として日本からスラウェシ島中部のパル市に贈られた「はるかのひまわり」が開花した。このヒマワリは1995年当時11歳で被災し亡くなった加藤はるかさんの自宅跡地に生育したヒマワリで、地域住民が育てて日本各地の被災地に種子を配布してきたもの。スラウェシ島中部では2018年9月に大規模な地震と津波が発生し、4300人以上が死亡もしくは行方不明となった。種子を手配したのはパル市内の博物館で収蔵品の補修作業に携わる紙資料修復専門家の坂本勇さん(71)で、神戸市の団体からもらい受けた種子を2019年5月にパル市に届けた。以来、発芽したヒマワリは希望者にプレゼントされるようになり、犠牲者鎮魂のため約5千輪の開花を目指して育てられているという(日経・夕8/8)。 |