*遺跡から仏教経典が出土、玄奘三蔵の訪れた地か
記事年月 | 2019年7月-9月 |
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号数 | 84 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | アフガニスタン |
トピック | |
記事タイトル | *遺跡から仏教経典が出土、玄奘三蔵の訪れた地か |
本文テキスト | 7月26日、アフガニスタンの考古局は、同国中部に位置するメス・アイナク遺跡で、7世紀頃に作られたとみられる仏教経典の写本の一部が見つかったことを明らかにした。樹木の皮にサンスクリット語で書かれた写本には、大乗仏教の「般若経」や「弥勒下生成仏経」が記されていた。古代遺跡から写本が見つかるのは珍しいことから、専門家らは、この発見について、同地域がかつて仏教都市として栄えたことを裏付けるものであるとともに、同遺跡が、玄奘三蔵の記した『大唐西域記』に登場する仏教国「ブリジスターナ」である可能性を高めるものである、といった見解を示した(日経7/27)。 |