*クウェートへ湾岸危機の遺骨を返還
記事年月 | 2019年7月-9月 |
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号数 | 84 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | イラク |
トピック | |
記事タイトル | *クウェートへ湾岸危機の遺骨を返還 |
本文テキスト | イラク政府は8月8日、1990~91年の湾岸危機の際に行方が分からなくなったクウェート市民48人の遺骨をクウェート政府に返還した。遺骨は3月にイラク南部サマワの西方約170kmに位置する砂漠内の「巨大墓地」で発見されたもので、調査の結果身元が明らかになった。当時のフセイン政権による隣国クウェートへの軍事侵攻の際に避難した市民のうち、イラク側に逃げた人々の一部は拘束され、多数が処刑されたとみられている。湾岸危機後に断交していた両国は2004年に国交を回復したが、現在も市民の安否や遺骨返還を国家的懸案として抱えるクウェートは、イラクに対して計605人の安否確認を要求していた(読売8/14)。 |