*ツタンカーメン像の返還求め英競売大手を提訴

*ツタンカーメン像の返還求め英競売大手を提訴

記事年月 2019年7月-9月
号数 84
媒体 国外
大分類 【B-4. 中東・西アジア】
国名 エジプト
トピック
記事タイトル *ツタンカーメン像の返還求め英競売大手を提訴
本文テキスト  英競売大手クリスティーズで7月4日に約470万ポンド(約6億4千万円)で落札された古代エジプトのツタンカーメン王の頭像をめぐり、エジプト政府が像の返還を求めて同社を提訴する意向を発表したと11日までに報じられた。像は紀元前14世紀頃の新王国時代に制作されたとみられており、エジプトの考古学関係者らは1970年代にカルナック神殿から盗まれたという見方を示している。これに対しクリスティーズ側は、像はドイツの貴族が1960年代に所有した後オーストリア人が購入したもので、正規の手続きに従ったと主張している。アナニ考古相は、像と一緒に競売にかけられた32の遺物の返還が行われるまで「あらゆる策を講じる」と語った(日経7/13ほか)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る