*教皇が訪問し環境保護と貧困対策を説く

*教皇が訪問し環境保護と貧困対策を説く

記事年月 2019年7月-9月
号数 84
媒体 国外
大分類 【B-5. アフリカ】
国名 マダガスカル
トピック
記事タイトル *教皇が訪問し環境保護と貧困対策を説く
本文テキスト  ローマ教皇フランシスコは9月6~10日にマダガスカルを、9日に日帰りで同国の東に浮かぶ島国モーリシャスを訪問した。急速に森林破壊が進み、天然資源が国外に流出しているマダガスカルで教皇は、政府関係者らに環境保全の重要性を伝え、同時に貧しい人たちが環境破壊をもたらす仕事に従事していることにも触れ、そうした人々への雇用を生み出すことが自然保護につながると語った。8日に開かれた野外ミサには100万人近くが参加し、福音が求めていることは利己的な行動ではなく、社会正義のための行動だと教皇は説いた。9日にはモーリシャスの首都ポートルイスで、急速な経済成長を遂げている同国の人々に対し、汚職をなくし若者の失業問題に取り組むよう促した。マダガスカルは人口約2365万人のうちおよそ35%がカトリックで、モーリシャスは約130万人の人口の28%ほどがカトリック(カトリック9/22)。
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