*尊厳死論争の男性の延命を中止
記事年月 | 2019年7月-9月 |
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号数 | 84 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | フランス |
トピック | |
記事タイトル | *尊厳死論争の男性の延命を中止 |
本文テキスト | 破棄院(最高裁)は6月28日、交通事故で11年にわたり植物状態に陥っていたランベールさん(42)の延命治療の停止を認める判断をし、7月3日に治療が停止された。同氏の妻は同氏が生前に尊厳死を求めていたとし、延命の停止を主張していたが、敬虔なカトリック信者である両親がこれに反対し、法廷で争っていた。男性は11日に死亡したが、両親はこれを「国家による殺人」と批判している。フランスでは2005年に尊厳死を認めるレオネッティ法が成立している(東京7/12ほか)。 [→ラーク便り63号53頁参照] |