*自殺死亡率改善も若者の自殺増加
記事年月 | 2019年7月-9月 |
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号数 | 84 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-8.その他の宗教関連事象】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *自殺死亡率改善も若者の自殺増加 |
本文テキスト | 政府が7月16日に閣議決定した2019年版『自殺対策白書』で、2018年の自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)が1978年に統計を取り始めて以来で最も低い16.5であった一方、未成年に限ると2.8で最悪になったことがわかった。同白書では、日本の若年層において死因のトップが「自殺」であるのに対し、日本を除く主要7ヶ国(G7)における15~34歳の死因トップは「事故」であることから、若い世代の自殺が国際的にみても深刻な状況にあることが指摘されている。 厚労省は2018年より、主に若者の自殺を防止するためにSNSを用いた相談事業を行っている。2018年度には2万件を超す相談が寄せられており、相談者の世代別内訳は未成年が43.9%、次いで20代が41.3%であり、性別では女性が92.1%を占めている(読売・東京・夕7/16ほか)。 |