*文化庁が前年比4倍の防災費要求
記事年月 | 2019年7月-9月 |
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号数 | 84 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-8.その他の宗教関連事象】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *文化庁が前年比4倍の防災費要求 |
本文テキスト | 文化庁は8月23日、「災害等から文化財を護るための防災対策促進プラン」として、前年度の4倍近い80億円を概算要求する方針を固めた。文化庁は2019年4月のノートルダム寺院火災を受けて国宝や重要文化財の消火設備等を緊急調査しており、その結果、消火設備の未設置が約1割、設置や改修から20年以上経過していたものが2割ほどあることがわかった。今回のプランではこれらの新設および改修に掛かる費用の一部を補助するほか、建物の設計図や美術工芸品の電子アーカイブ化に掛かる費用も補助する。また、壊れた文化財の撮影データを集積し、人工知能で損壊傾向を分析する調査研究費を予算に盛り込んだ(産経・東京8/24ほか)。 [→『ラーク便り』83号43頁参照] |