*折口信夫と神道・国学をめぐる阪本教授講演
記事年月 | 2019年10月-12月 |
---|---|
号数 | 85 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 12月 |
国名 | 日本 |
トピック | 神社新報 |
記事タイトル | *折口信夫と神道・国学をめぐる阪本教授講演 |
本文テキスト | 11月16日、国学院大学研究開発推進機構の主催により、同大学常磐松ホール(渋谷区)にて令和元年度公開学術講演会が開催された。講師は阪本是丸・国学院大学教授。「折口信夫と神道・国学―『異訳国学ひとり案内』から『神やぶれたまふ』まで―」と題して、約1時間半の講演を行った。阪本教授は折口と国学院大学の関係を考える手がかりとして、1933(昭和8)年の「十人組徒党事件」を紹介。皇典講究所を経営母体とする同大学の特殊性や当時の時代背景、同大学の運営状況といった要因を挙げ、それらを視野に入れつつ実証的な研究を行うことで同大学・神社界における折口の位置づけも明らかになるとした(9日付)。 |