*趙紫陽氏の遺骨が14年ぶりに埋葬
記事年月 | 2019年10月-12月 |
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号数 | 85 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
国名 | 中国 |
トピック | |
タイトル | *趙紫陽氏の遺骨が14年ぶりに埋葬 |
本文 | 天安門事件(1989年)で学生たちに理解を示したことで失脚した改革派指導者である趙紫陽・元共産党総書記の遺骨が10月18日、北京市郊外の民間墓地に埋葬された。趙氏は失脚後に軟禁状態に置かれ、2005年1月に85歳で死去した。今回の埋葬は死去から14年を経て実現されたもので、2013年に死去した梁伯琪夫人の遺骨とともに葬られた。式には趙氏の知人や親族ら約100人が参列し、娘が墓前で追悼の言葉を述べた。中国の指導者の遺骨は、北京郊外にある「八宝山革命公墓」に納骨されるのが通例だが、当局の許可が下りず党トップを務めた趙氏の遺骨は北京市内の旧宅に安置されたままだった。趙氏の生誕から100年を迎えた17日、当局は趙氏追悼の動きを警戒し、北京の旧宅周辺に警官約50人以上を配置する警戒態勢を敷いたが、公式の行事はなく関連する報道もなかった(東京・夕10/19ほか)。 |