*映画『テルアビブ・オン・ファイア』が描くパレスチナ問題
| 記事年月 | 2019年10月-12月 |
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| 号数 | 85 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | イスラエル |
| トピック | |
| タイトル | *映画『テルアビブ・オン・ファイア』が描くパレスチナ問題 |
| 本文 | 映画『テルアビブ・オン・ファイア』(11月22日日本公開、2018年製作)はイスラエルとパレスチナの対立をコメディタッチに描いた作品で、イスラエル国内で人気を博し多くの賞を獲得した。劇中劇として登場する同名のテレビドラマでは、1967年の第3次中東戦争直前のパレスチナ自治区ラマラを舞台に、イスラエル軍の将校とアラブ人の女スパイの恋愛模様が描かれる。パレスチナ問題を「イスラーム対ユダヤの宗教問題」と捉える見方に異を唱えるゾアビ監督は、作品の中でパレスチナのキリスト教徒に意図的に焦点を当てることで同地の日常的な宗教的実態を描き出そうとしたと語る(朝日・夕11/22ほか)。 |