*バンクシーが新作「ベツレヘムの傷痕」を発表
記事年月 | 2019年10月-12月 |
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号数 | 85 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | パレスチナ |
トピック | |
タイトル | *バンクシーが新作「ベツレヘムの傷痕」を発表 |
本文 | 12月22日付のAFP通信の報道によると、イエス・キリストの生誕地とされるベツレヘムで英国の路上芸術家バンクシーが新作を発表した。コンクリートの壁を撃ち抜いた星形の穴の下方にキリストの生誕を表現したミニチュアをあしらったもので、分離壁の建設によりパレスチナ人を排除するイスラエルの占領政策を風刺したものとされる。作品名は「ベツレヘムの傷痕(Scar)」で、『新約聖書』においてキリストの誕生を東方の三博士に告げたとされる「ベツレヘムの星(Star)」にちなんだもの。作品が展示されているのは、バンクシーが開業に携わったベツレヘムのホテル「ウォールド・オフ・ホテル(壁で隔てられたホテル)」内部で、このホテルの前には分離壁がそびえ立つことから「世界一眺めの悪いホテル」として知られている(毎日・夕12/23ほか)。 |