*性的虐待に関する守秘義務を廃止
記事年月 | 2019年10月-12月 |
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号数 | 85 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | バチカン(聖座(Holy See)) |
トピック | |
タイトル | *性的虐待に関する守秘義務を廃止 |
本文 | 教皇フランシスコは12月17日、司祭による性的虐待被害を通報する人、またはこれに関する教会裁判や捜査の過程で証言をする聖職者について、守秘義務を廃止すると発表した。同規定は、被害者や被告、その家族や共同体の尊厳を守るためのものであったが、結果として、性的虐待を隠蔽する要因となっていた。同時に、2001年に教皇ヨハネ・パウロ2世が発表した文書「秘跡の聖性の保護」における「子ども」についての定義を、14歳未満から18歳未満に変更した(読売12/18ほか)。 |