*ジェノサイド条約違反の訴えに対しロヒンギャ虐殺否定
| 記事年月 | 2019年10月-12月 |
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| 号数 | 85 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | ミャンマー |
| トピック | |
| タイトル | *ジェノサイド条約違反の訴えに対しロヒンギャ虐殺否定 |
| 本文 | 12月10日、2017年の少数派イスラム教徒ロヒンギャの迫害をジェノサイド条約違反としてミャンマー政府が提訴された審理が国際司法裁判所(ICJ)で開かれ、11日にアウンサンスーチー国家顧問兼外相が出廷し口頭弁論を行った。原告代表はイスラム協力機構(OIC)を代表するガンビア共和国(西アフリカ)で、ミャンマー政府側に大量殺戮の意図があったことを認定するようにICJに求めた。アウンサンスーチー氏は過剰な武力行使があったことを認め、国際人道法違反者を国内で処罰する意向を表明した一方で、掃討作戦自体はロヒンギャ武装勢力のテロ行為に対する国軍の相応な対処であり、組織的なジェノサイドの意図はなかったと反論した。口頭弁論は12日に終了し、ICJの判断は1月に示される見通し(朝日12/8ほか)。 |