*人工中絶が合法化
| 記事年月 | 2020年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 86 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
| 国名 | ニュージーランド |
| トピック | |
| タイトル | *人工中絶が合法化 |
| 本文 | 3月18日、ニュージーランド議会は人工妊娠中絶を法律上の犯罪行為とみなす条項を削除し、合法化する法案を賛成多数で可決した。1977年以来施行されてきた法律では、人工中絶は犯罪行為と規定され、人工中絶を行った女性には最高で14年の禁錮刑が科されることになっていた。新しい法律では、医師と相談したうえで、妊娠20週までの人工中絶が認められる。20週を過ぎる場合は、検査を受けて2人の医師が合意することが条件となる。人工中絶の合法化は、2017年に就任したアーダーン首相の公約であり、同年に行われた総選挙を受けて発足した現議会では議席の女性の割合は38%を占める(赤旗3/20)。 |