*日本人仏画家が寺院に描いた壁画の修復開始

*日本人仏画家が寺院に描いた壁画の修復開始

記事年月 2020年1月-3月
号数 86
媒体 国外
大分類 【B-3. 南アジア】
国名 インド
トピック
タイトル *日本人仏画家が寺院に描いた壁画の修復開始
本文  日本画家および仏画家として知られる野生司(のうす)香雪(1885~1973年)によって84年前にインドの仏教聖地サールナートの寺院に描かれた壁画の修復作業が、2019年末より現地で開始された。同寺院を管理するインド大菩提会が、壁面の剥落など劣化が進む壁画保全の協力を日本に呼びかけ、それに対して、野生司の出身地である香川県高松市の市民やゆかりの寺院などの有志が保存プロジェクトを立ち上げたことが、今回の壁画修復の実現につながった。なお、同プロジェクトは駐日インド大使館や日印協会なども後援しているが、広く市民からの寄付も呼びかけている(中外1/10)。
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