*暫定政権軍基地のモスク空爆、フシの攻撃か
記事年月 | 2020年1月-3月 |
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号数 | 86 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | イエメン |
トピック | |
タイトル | *暫定政権軍基地のモスク空爆、フシの攻撃か |
本文 | 1月18日、西部マアリブに位置する暫定政権軍基地の施設やモスクが空爆を受け、100人を超える死者が出た。事件当時モスクでは兵士たちが礼拝を行っていた。同国では2015年から、スンニ派大国サウジアラビア主導の連合軍が支援するハディ大統領の暫定政権と、イランと連携しているとされるシーア派系反政府武装組織「フシ」との間で内戦が継続している。暫定政権内部には、今回の空爆は3日にイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を米軍が殺害したことへの「復讐」だとする見方もある。サウジは今回の攻撃をフシによる「テロ行為」として非難し、ハディ暫定大統領も「(フシは)イランの手頃な道具だ」として空爆行為を激しく批判。内戦のさらなる深刻化が懸念される(東京1/22ほか)。 [→イラン参照] |