*教皇庁国務省外務次官に初の女性登用
記事年月 | 2020年1月-3月 |
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号数 | 86 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | バチカン(聖座(Holy See)) |
トピック | |
タイトル | *教皇庁国務省外務次官に初の女性登用 |
本文 | 教皇フランシスコは1月15日、教皇庁国務省外務局次官に、フランチェスカ・ディジョバンニ氏を任命した。同ポストは日本の外務副大臣にあたる。教皇庁国務省高官に女性が就任するのは史上初。ディジョバンニ氏はイタリアのシチリア島パレルモ出身で、移民問題や難民問題、女性の権利の問題に長年取り組んできた。今回の人事の背景には、「世界女子修道会総長会」(UISG)など、カトリック内部での女性の権利と地位の向上を求める女性団体からの要求がある。国務省外務局次官には、すでにミロスワフ・バコフスキ神父が就任しているため、国務省外務局は今後2人の次官を擁することになる(カトリック1/26ほか)。 |