*被爆のイエズス会神父らの遺影を登録
記事年月 | 2020年1月-3月 |
---|---|
号数 | 86 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-4.キリスト教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *被爆のイエズス会神父らの遺影を登録 |
本文 | 2月28日、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館(広島市)は、イエズス会のフーゴー・ラサール神父(1990年没)ら、広島で被爆した外国人神父と修道士計16人の遺影を登録した。16人の出身はドイツ13人、朝鮮半島2人、スペイン1人。2019年11月のローマ教皇フランシスコによる被爆地訪問を機に、イエズス会日本管区本部が遺影提供を申し出ていた。ラサール神父は爆心地から1.2㎞の教会で被爆。翌年、自らの被爆体験を北米や欧州で証言し、1949年には日本国籍を取得した。世界平和記念聖堂(1954年完成)の建設を呼び掛ける資金集めに奔走するなど、被爆者を救護し、復興に尽力した人物として知られる(毎日・東京2/29、朝日・広島3/25)。 |